この記事では、Mdk または、Src で準備した Eclipse 用のプロジェクトを Eclipse にインポートするよ。

これから IDE を使いはじめていくんだけど、実際に Java のコードを入力するのは、もう少し先になるよ。

Minecraft の Modding の全体像については、こちらのページ をご覧ください。

Mdk (forge-1.12.2-14.23.5.2768-mdk) で準備したプロジェクトを例に記事を書いています。他のバージョンで Modding する方は読み替えてね!

ワークスペースの設定

以後の説明は、Pleiades All in One に含まれている Eclipse で行うよ。

まず、Eclipse を起動する。当ブログの記事どおりの環境だと実行ファイルは

C:\pleiades\eclipse\eclipse.exe

にある。

起動すると、Eclipse のスプラッシュウィンドウが表示される。
しばらく待つと“ワークスペース・ランチャー”のダイアログが表示され、ワークスペースのパスを尋ねてくる。
ワークスペースとは、プロジェクトに含まれるソースやリソースを保存するフォルダのことだよ。

ダイアログ中央のコンボボックスに

../workspace

とデフォルトで入力されているけど、これは、eclipse.exe があるフォルダから1つ戻ったところにある workspace というフォルダを指定している。下記のパスをワークスペースのパスにするということになる。

C:\pleiades\workspace

ワークスペースのパスを任意のパスに変更したい場合は、絶対パスか相対パスで入力する。

当ブログでは、ワークスペースのパスをフルパスで下記のように設定した。

C:\pleiades\workspace

今後、実行直後にワークスペースのパスを切り替える必要がない場合は、“この選択をデフォルトとして使用し、今後この質問を表示しない”をチェックしておけば、次回からこのダイアログは表示されなくなる。
ワークスペースのパスは、起動後、いつでも切り替え可能です。

入力後、ダイアログ下部にある“OK”ボタンをクリックする。

ワークスペースのパスが存在しない場合は、自動的にフォルダが作られる。

しばらくするとスプラッシュウィンドウが消え、Eclipse のメインウィンドウが表示される。
これで前回用意したプロジェクトを Eclipse にインポートする準備が整った。

プロジェクトのインポート

Eclipse のウィンドウ上部にあるメニューの一番左にある“ファイル”をクリックする。メニューが表示されるので、その中にある“インポート”をクリックする。

“インポート”のダイアログが表示される。

“インポート・ソースの選択”のツリービューにある“一般”フォルダを開く。その中の“既存プロジェクトをワークスペースへ”を選択し、“次へ”ボタンをクリックする。
ダイアログが切り替わる。“プロジェクト・ルート・ディレクトリー”の“参照”から、前回、ダウンロードした Zip ファイルを展開したフォルダのパスを入力する。
前回の記事のとおりだと、

C:\pleiades\workspace\forge-1.12.2-14.23.5.2768-mdk

になる。

“完了”をクリックする。

入力後、ダイアログの中央にある“プロジェクト”のテキストエリアに、

forge-1.12.2-14.23.5.2768-mdk (C:\pleiades\workspace\forge-1.12.2-14.23.5.2768-mdk)

が、追加されるので、チェックする。

“オプション”の中の“ワークスペースにコピー”にチェックは入っていないことを確認する。(既に“workspace”に配置しているので、コピーの必要はない)

ダイアログ下部の“完了”ボタンをクリックする。

Eclipse が Forge のプロジェクトのインポートを開始する。

インポートが完了するとウィンドウ左上にある“パッケージ・エクスプローラー”に

forge-1.12.2-14.23.5.2768-mdk

が追加される。

これで forge-1.12.2-14.23.5.2768-mdk のプロジェクトがインポートされました。

Minecraft を起動してみる

ランナーの中にある“forge-1.12.2-14.23.5.2768-mdk_Client”をダブルクリック、または、メニューアイコンの“実行”の折り畳みから“forge-1.12.2-14.23.5.2768-mdk_Client”をクリックする。
しばらくすると Forge が導入された Minecraft が起動すれば、プロジェクトのインポート完了です。

お疲れ様でした!

次にやること

次は、自作する MOD を Minecraft に認識させるよ!
次からは、Modding する Minecraft のバージョンによって内容が変わるので、記事をバージョン毎に分けてます。