Minecraft / Forge Modding / 2019 - 開発環境のダウンロードとインストール (Mdk)
2019-10-12 | Minecraft / Forge Modding メモ | Java, Minecraft, Modding
2019-10-12 | Minecraft / Forge Modding メモ | Java, Minecraft, Modding
引き続き、Minecraft の Modding 環境を構築していくよ!
今回は、Mdk (Minecraft Forge) のダウンロードとインストールです。
前回、Pleiades (Pleiades All in One) と JDK を準備しました。
上記のリストは、Minecraft の Modding に必要なものです。
マークされている項目は、今回、準備するものだよ!
Mdk は、Minecraft Forge の配布サイト からダウンロードできる。
今回は、トップページに掲載されている MC 1.14.4 の Download Recommended (安定板) をダウンロードする。
“Download Recommended” 内の右上にある “Mdk” をクリックするとダウンロードが始まる。
ダウンロードした zip ファイルを解凍し、Pleiades All in One(以下、Pleiades)を保管したフォルダの中に“workspace”というフォルダがあるので、そのフォルダの中に保管する。
下記に保管したとして説明する。
C:\pleiades\workspace\forge-1.14.4-28.1.0-mdk
次は、コマンドプロンプト (または、Windows PowerShell) 上で作業する。コンソールに慣れていない人は、ちょっと大変かもしれない。
コマンドプロンプトを起動するには、
Cortana “cmd” → コマンドプロンプト
Windows PowerShell を起動するには、
タスクバーの Windows アイコン (右クリック) → Windows PowerShell
でそれぞれ起動できる。
起動後、下記のコマンドを入力する。
コマンドは、コマンドプロンプト、Windows PowerShell 共通です。
cd C:\pleiades\workspace\forge-1.14.4-28.1.0-mdk
入力後、キーボードの Enter を押すと、コマンドが実行される。
cd
の後の C:\pleiades\workspace\forge-1.14.4-28.1.0-mdk
の部分は、先ほどダウンロードした Mdk の Zip ファイルの解凍先のパスです。別のパスに解凍した場合は、置き換えて入力する。
パスにスペースが含まれている場合は、パスを
cd "C:\pleiades\workspace\forge 1.14.4-28.1.0-mdk"
のように "
(半角のダブルクォーテーション)で囲む。
別のドライブのパスの場合は
cd /d D:\pleiades\workspace\forge-1.14.4-28.1.0-mdk
のように /d
オプションを使う。
正常に実行されるとカレントディレクトリが解凍先のパスへ移動する。カーソルの左側が、下記のとおり出力されていれば、成功している。
C:\pleiades\workspace\forge-1.14.4-28.1.0-mdk>
失敗する場合は、入力したコマンドとパスが正しいか確認する。
次に下記のコマンドを実行する。
gradlew genEclipseRuns
Forge のソースや必要なライブラリのダウンロード、Minecraft のデコンパイル、Pleiades (Eclipse) 用のプロジェクト作成等の Modding の開発環境の構築に必要な処理が行われる。私の環境では、完了までに 9 分弱掛かった。気長に待つべし。
コマンドプロンプトに BUILD SUCCESSFUL と出力されれば、処理は無事に完了ですが、まだ作業が残っているので、コマンドプロンプトは閉じないでください。
続けて下記のコマンドを実行する。
gradlew eclipse
こちらも同様に BUILD SUCCESSFUL と出力されれば、完了です。
コマンドプロンプトでの作業は以上になります。
ちなみに Minecraft Forge のソースやアセット、必要なライブラリは、C:\Users\[ユーザー名]\.gradle
へダウンロードされる。
もし、ダウンロードがはじまらない、コマンドの実行に失敗する場合は、前の記事で説明した環境変数の設定を失敗している、または、設定している JDK のバージョンを間違えている可能性がある。変数名 JAVA_HOME と変数値を確認する。
なんからのエラーが起きて、もう一度コマンドを実行する前に下記のコマンドを実行してみると良い可能性。
gradlew --refresh-dependencies
gradlew clean
IntelliJ 用のプロジェクトを作る場合は、gradlew genIntellijRuns
とコマンドを実行する。
次回は、今回作った Eclipse 用のプロジェクトをインポートするよ!